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【激遅報告・最終】2018年度羽化報告③ 川西G系(GG85 x (GG85x GG84))

2018ブリードの総括の最後です。

2018年度2番ラインは、種♂が小さいながらも太くエッジの効いた特徴ある形状であったのですが、子供達は国産オオクワらしいスリムで、悪く言えば特徴のない個体が多かったように感じます。
その中で1頭だけ特徴のある個体が出ています。

1802122.jpg
18KG02-12 一時計測80mm (GG85 x (GG85x GG84秘蔵)) 

全体的にゴールド系を逸脱したイカツさというか、頭が大きいとカッコイイとは言いますが、ここまで来るとどう評価すればよいのか分かりません。
一応翅周りはちゃんと締まり切っていて、横腹も綺麗に収まってはいます。
ブリード計画でどうするかはともかく、鑑賞していて楽しい個体です。


以下ラインの総括です

■18KG01
幼虫体重も乗りましたし、ゴールド系らしい形状の個体も多く出ました。
19年度も幼虫を取っているので、選別して今後の血統構築の核にしたいラインです。

■18KG02
18年度は8/9が坊主という状態で急遽組んだ産卵セットで良く産んではくれましたが、♀の選別が甘かったようで経過は平凡でした。前述の18KG02-12だけが存在感ある個体でした。

■18KG03
1頭しか取れてないので評価が出来ません。
ただ、♀で約58mm、頭幅16.9と相当にいかついのが出たので、20年度に種♀として試してみようと考えています。

■18KG04
4頭(♂3頭♀1頭)だけなので評価が難しいですが、♂が蛹段階からの歪み傾向があったので、そういうラインだったのかもしれません。

■森田ゴールド 幼虫購入
不全・勝手に早期羽化・♀のはずが小型♂、などいつもパターンでした。
うちでの羽化個体の様子や、他の方の羽化報告を見ると18年度GG85SPは形状や大きさが良かったのかなと思います。当方も4月に羽化したGG85SP♀を19年度ブリード(12月産卵!)で使っています。すこし期待しています。

【激遅報告】2018年度羽化報告② 森田ゴールド GG85 x GG85

2018年度1番ラインは40グラムoverが2頭居ましたが、いずれも蛹化スイッチが入らずセミ化していまいました。
18KG01-03は39.7gで、同じくダメなんだろうと29度くらいに設定した上記40gの幼虫と同じ温室に入れていたのですが、気付いたら
普通に羽化していました。多分羽化の一番大事な時期に高温に晒された可能性が高いです。


1801032.jpg

18KG01-03 (森田GG85 x GG85) 最終幼虫体重39.7g
体長も多分83mm~で、顎の形状とか頭幅とかすごく好きなのですが、羽が締まりきっていません。これが温度管理が雑なことによるものだったのか、この個体のポテンシャルなのかは不明ですが、これも20年度に親♂として使ってみたいと考えております。

【激&激遅報告】2018年度羽化報告① 森田ゴールド GG85 x GG85

誰も興味ないと思いますが、そして報告も遅すぎるのではありますが、
2018年度ブリード羽化個体の紹介をしたいと思います。
秋スタートだったので羽化は19年秋~冬です。
さらに注意ですが、「ぜんぜん大きくありません」。
あと「極太もおりません」。

あくまでも私の自己満足で「ああ、なんか川西っぽいというか、むかしのBEKUWAの森田氏の連載で紹介されていた個体群の片鱗が少しでも見えたかな?!」という個体を紹介していきます。

1801082.jpg
これは18年1番ライン(GG85xGG85)の8番個体で80mmくらい。
アゴの形状はぽさが出てるような気がしますが。でも少し頭が小さいのか、前胸が大きめからなのか迫力はいまひとつかもしれません。でもわたしはこういうのも嫌いではありません。




18年1番ライン(GG85xGG85)の11番個体で81~2mmくらいでGGの中では大型の部類です。
全体的なGGぽさ、内歯の切れ味、湾曲具合、なかなか良いのではと思います。
完品でディンプルも少なそうでサイズもそこそこですし、なんとかこれの子供を取ってさらなるGGの夢を追いたいです。

森田Gゴールド幼虫購入欲求症候群

DSC_0009mini.jpg

今年は幼虫取れなかったんだから、幼虫をいくら買っても構わないんだぁ
と小学生レベルの論理をもって自分で自分を甘やかし、自己の欲望を制御することを放棄し、
御大のご提供に誘惑され、買いも買ったり7ペア14頭。

ご提供される幼虫ペアーですが、幼虫体重により微妙に商品タイトルが変化します。
25g~ 「大型幼虫」
28g~ 「特大幼虫」
30g~ 「超大型幼虫」

大型<特大<超大型 の順です。これは重要です。
日本語とは、日本人にとっても難しいものなのです。

♀はともかく、今年は♂で当たりを引くのは厳しいかもしれません。
購入時期は冬以降でしたが自己ブリードはまだまだ一本目、管理温度が影響してか
ゴールド♂の蛹化スイッチが1-2月に次々入ってしまい
ポテンシャルを活かし切れないままでの羽化が連発しそうです。

こんなところにも自己ブリードの失敗、スケジュール遅延が影響してしまっている
ようで踏んだり蹴ったりの2018年度です。

【激遅報告その②】2018年度種親紹介[ショボさ注意]

今年は散々な産卵ミスがあり、結果的にですが、自己ブリードはすべて川西G系(ゴールド系)のラインとなりました。
控えめに言って、ゴールドには夢があります。
「丹波栗型」「我が家のヒーロー」「マジカルギネス」「ケンケン」「博士」「魔法の材飼育」等々、心ときめくパワーワードが頻繁に飛び出すのがゴールドなのです。
しかし、その一方で現在の主流である長さ争いでは全く相手にならないかもしれない寂しさもあります(悲泣)。

私も本家にあやかり、風呂敷を広げるだけ広げて、回収はほとんどしないスタイルでやっていこうと思います(ウソ)


■♂80.0 管理番号16GG85A-01

 ライン:18KG01
♂800 16GG85A-01blog
森田氏が販売する「特大3令幼虫ペアー」をアホ程購入し、その中から何とか完品80upで羽化してきた♂。とにかく形がカワイイ! 「オオクワガタに魅せられて」に出てきそうな雰囲気を感じます。

■♂77.0 管理番号16GG85B-01
 ライン:18KG02/18KG03
♂770 16GG85B-01 blog
森田氏から2017年2月にGG85成虫ペアーを購入した際についてきたオマケGG85幼虫ペアーから羽化してきた♂。長さはないですが太さとエッジがすごい!でも全体的に丸みがあってこちらもカワイイのです。お尻の締りもいいので、なんとか後継になるような虫が出てきて欲しいところです。

■♂80.0 虎壱氏1605-17
 ライン:18KG04
1605-17 ♂800 blog
東北の虎こと虎壱様の出品個体を落札して入手。
この形状、私は銚子Gなな丸血統の面影を感じて絶対入手の覚悟で入札したのですが、思ったよりは競りませんでした。虎壱様には結果で恩返ししたいところですが2018年度は幼虫が4頭しか取れてません! 来年も含めて何とかしたい種親です。


■番外編 ♂83.0 CC川西15CCKA-109
♂830 15CCKA-109①blog
ゴールド系ではありませんが本来2018年度のメイン親種になる予定だったCC川西83.0です(CC川西はゴールド系含めマツノ系/東京オオクワ系の川西産で配合されています)。ラインを確保できず非常に残念で、何か責任すら感じます。頭幅・湾曲・エッジ・手持ち感、すべてが素晴らしい固体です。16年羽化ですが来年まだいけるか?!

松坂ばりに来年のリベンジを連呼しつつ、この記事を終わりたいと思います。
プロフィール

nine_mode

Author:nine_mode
オオクワガタ飼育(川西産 森田ゴールド GG)を無理せず続けていきたいと思います。ブリードは森田ゴールド(GG)/TT川西Gをメインとしています。
すきなブリーダーはCC川西で有名なColoredCarp様、森田御大、引退されましたが東北の虎。虎壱様です。
twitter @ninemode_mode

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